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医学部①浪人~受験

数回に分けて医学部・医学生について書いていこうかと思います。

今回はそもそも医学部に入る前、受験生時代です。そんなにガチな内容じゃないです。ただの感想文です。

☆いざ、駿台へ☆

私の受験生活は辛くて楽しい浪人生活でした。私は高校を卒業後、駿台予備校に現役合格、・・・つまり浪人しました。まぁ~全く問題解けず、センター試験もノロウイルスで死んでいたので当然の流れでした。受かるビジョンが皆無でした。

予備校はいろいろ悩みましたが、実績とアクセスから駿台市ヶ谷にしました。画面での授業だと爆睡する自信があったのと、『大学への数学』に執筆している先生が多く在籍していたのが決め手でしたね。

数学は医学部入試では最重要です。数学の出来=合否に直結します。数学は大問1つ取るだけで20-30点ゲットできます。英語・理科ではあまり点差が出来ないので、この点数はデカいです。

☆数学は必ず得意科目にして下さい☆

数学のおススメ参考書は『解法の突破口』『新数学演習』『新数学スタンダード演習』です。いずれも大学への数学の書籍です。これらのおかげで私は受かりました。ただこの参考書のポイントは、書籍にも書いてありますが、すぐに解答を見てはいけません。うんうん、悩んでください。書籍の意図が台無しになってしまいます

私も一回一問に12時間使ってみました。でも解けなかった(笑)。さすがにスゴイ効率は悪かったので、以後悩むのは1時間以内にしました。そして、そんな悩んで解いた問題の解法は、決して忘れませんでした。そしてそれが志望校の二次試験で使えたときは、すごく感謝しました。

☆浪人生活の心理☆

話を元に戻します。浪人生活が決まった時は、『朝から晩まで勉強漬けで、暗い一年になるのかなぁ~』と思っていました。(注:浪人生本来の正しい姿です)

でもフタを開けてみたら新たな仲間もできて、充実した生活を送れました。また今まで男子校だったので、女子と同じ空間で勉強・生活するのが何よりも新鮮でした。共学ってこんな感じかぁ~なんて思っていました。

浪人生って夏前まではなんか解放感があるんですよね。受験で落ちたショックから立ち直り、新生活に慣れ始めたころなので。またこの時期は現役生に比べて確実に模試の成績が良いので、大変調子にのります。

『おれ天才?受かるんじゃね!?』てな感じで。

でもよくよく考えると浪人生は去年から勉強してきていたので、現役生がこの時期に勝てるわけないです。しかし浪人生は浮かれます、やっぱり良い成績は嬉しいので。

でも秋ごろになると現役生も力つけてきて、浪人生との差は無くなってきます。必然的に模試の成績も厳しくなってきて、やばい、やばいと焦ってきます。

そしてセンター試験、1年前の不合格のトラウマで結構精神的に追い詰められます。解答速報を見るor二日目の朝に採点をしてしまうと、メンタル結構やられます。止めておきましょう。

でもセンター終わると少し解放感、というか中だるみ発生します。1日くらいは遊んでも良いかもしれませんが、次の日からは自習室など行った方がいいですね。そこからまた二次試験に向けて頑張りだします。

二次試験では細かい部分点を稼ぐのが重要です。先生に『ホームラン狙わず、ヒット・バント狙いで行け』と言われたのを今でも覚えています。

☆医学部入試(内容軽め)☆

医学部入試って問題になんか癖があるんです。

まず受験料が5-6万と言う、ぼっ●くりバー的な。

(なんでこんな高いの??)

私は英語・数学・理科(生物・化学)・小論文・面接で受験しました。

英語は医学系テーマの医学英語。

数学は微積分・確率漸化式(確率+数列とか日常生活で使用場面皆無の分野)などなど。

理科は最も医学部で特徴的で、人体や医療機器(超音波/CT/MRI)の元となる原理(干渉やプランク定数など)に関する問題が多数出ます。

小論文・面接、特に面接は一般入試では医学部くらいですかね。

面接は①個別・②グループ・③集団討論があります。

①個別は1対2-3の面接官(就活と同じかな)と対峙します。志望理由や倫理についてなど。オーソドックスですね。ちなみに筆記試験が良いと面接は、結構適当になる印象を受けます。おそらく当落線上の人を振り分けるためでしょう。面接官も何人もやってると飽きてくるのでしょう。

②グループ面接は5-6対3-4くらいですね。テーマ(私の時は温暖化)についてディスカッションする感じです。基本的にオーソドックスなこと答えれば何事もなく終わります。グループ面接で圧迫面接は聞いたことないので。ちなみに私の時、隣の人がソ連と温暖化について熱く語っていました。受験生・面接官みんなポカーン( ゚д゚)としてました。結果彼は落ちました。和を以て貴しとなす、ですね。

③最後に集団討論ですがこれは8人くらいで1つの議題について討論します。テーマは尊厳死や医療ミスなど答えのないテーマですね。集団面接では司会役になる、積極的に話す、他人の話にうなづくと受かりやすいっという謎の必勝法が流行っています。

なのでみんな積極的に司会になり、(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪うなづいてました。私はひねくれ者なので、みんなが一斉に手を挙げたりうなづいているのを見て、絶対に笑ってはいけない面接みたいになり笑いこらえてました。メジャーリーガーの首振り人形みたいに見えたので。案の定あまり面接官の心象は良くなく、その大学は補欠になりました。因果応報。

小論文は・・・、他の人に聞いてください。私本当に苦手だったので。

小論文のテーマ見るごとに、『そんなの知るか!?』と思っていました。1200字くらい書かなくてはいけないのですが、600字くらいでなんか話がネタ切れでした。ここから膨らませるので、内容薄め、点数低めでした。

んなわけで色々くぐりぬけ志望校に受かり、手続きして晴れて医学生です。

浪人時代は確かに辛い事もたくさんありました。でも合格通知もらうと本当に報われ、高揚とした気持ちになれました。人生の糧にもなっています。現役合格した方が当然いいですが、浪人になっても悲観する必要はないです。人生は長いのですから。

次は医学生の生活について書いていこうかと思います。またお願いします

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