検査

筋電図の進め方⑯:坐骨神経麻痺

以前便座損傷☆リンク☆でも書きましたが、今日は坐骨神経麻痺がテーマです。

⇧のリンク先にも記載していますが、坐骨神経は人体で最長の神経で骨盤~指先まで約1mもの長さを誇ります。

坐骨神経麻痺となる病態で一番多いの、交通事故などの外傷や車いすなどで起きる便座損傷です。症状は膝下からのしびれや痛み、運動に関しては脚の機能は全廃します。筋電図では多くの神経・筋肉で異常を認めます。

誘発筋電図

・運動神経:脛骨神経、腓骨神経

・F波:脛骨神経

・感覚神経:腓腹神経、(足底神経・浅腓骨神経)

を調べます。

坐骨神経麻痺なら上記神経はぜ~~~んぶ異常となります。なのであまり誘発筋電図は意味が無いです、異常があり過ぎて。

⭐針筋電図⭐

針筋電図では坐骨神経領域の筋は×、その他は〇を証明します。具体的には

・TA(前脛骨筋)× Gastro(腓腹筋)× Biceps(大腿二頭筋 長頭の方が良い)× Quad(大腿四頭筋)〇 G.med(中殿筋)〇

っとなることを証明します。特にBicepsが×となることが腓骨神経麻痺や脛骨神経麻痺との大きな違いであり、それら2つよりも近位で障害が起きていることの証明となります。Quad/G.medを調べるのは脊髄病変は無いよ、と示すためです。

検査方針としては以上です。脚全体の神経が障害されるのでそこまで悩む検査にはなりにくいです。

以上です。またお願いします。

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