検査

筋電図の基礎⑥:神経伝導検査の電極の位置(脛骨/腓骨/腓腹)

ただただ刺激部位、ワンポイントアドバイス述べていきます。

今回は下肢の代表的な3つの神経を取り上げます。

脛骨神経

CMAP

・記録電極:拇趾外転筋筋腹

・基準電極:母指MTP関節上

・近位刺激:記録電極より7㎝近位。内顆後方~後下方

・遠位刺激:膝窩部中央

・脛骨神経は内顆と踵骨を結んだ線を1:2に分ける点辺りで、硬く触れます。または内顆とアキレス腱の中点、でもこちらは若干深めで触りにくい。

・膝窩部での刺激時に思いっきり刺激電極を押し込んでください。膝裏はお肉がいっぱいあるので押し当てないとあまり出ません。また外側・腓骨寄りになると腓骨神経反応してしまうのでご注意を。

腓骨神経

CMAP

・記録電極:短指伸筋筋腹

・基準電極:小指MTP関節上

・近位刺激:記録電極より7㎝近位。足関節中央orEHL腱外側

・遠位刺激:腓骨頭『下』と膝窩部

・記録電極を貼るEDBは小さくて障害が進むとヤセてしまい何もふれません。なのでその時は上図のような中趾と外顆を結ぶ線分を1:2(内顆より)に分ける点に貼ります。大体そこにあります。

・腓骨頭での刺激時には必ず腓骨頭『下』で刺激します。そうすることで次に膝窩部を刺激することで腓骨頭、一番腓骨神経がやられやすい場所、を調べることが出来るからです。

・膝窩部の刺激時は中央からやや外側・腓骨寄りに刺激します。近くに大腿二頭筋長頭腱が明瞭に触れますので時には腱の近傍を刺激することで出やすいこともあります。

腓腹神経

SNAP

・記録電極:踵骨-外顆を結ぶ線分の中点

・基準電極:刺激電極から3㎝遠位

・刺激電極:記録電極から14㎝近位、アキレス腱外側縁

・波形が出にくい時は側臥位か腹臥位にすると出やすいです。また腓腹神経は下肢かつ感覚神経なので神経障害や浮腫の影響を非常に受けます。そのため導出不可となる頻度が一番多い神経な気がします。出なくてもめげないで下さい。

 

以上が代表的な下肢の3神経でした。またお願いします。

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