神経伝導検査:基線のズレ・ノイズ(アーティファクト)の減らし方

まとめ

いっぱいありすぎる

箇条書きします

神経伝導検査の最大の敵はノイズ(アーティファクト)です。

神経伝導検査で得られる活動電位はCMAPで数~数十mv(家庭の電圧の1000分の1)、特にSNAPはCMAPの1000分の1、数~数十μvです。なので特にSNAPではアーティファクト・ノイズの除去は必須テクです。

自分が下手で『ノイズだらけで導出できませんでした(`・ω・´)ゞ』なんて恥ずかしいの一言です。何が何でも出したろ!!の気概が必要です。

とはいえ出ないものは出ないですが、出すための最大限の努力・テク(悪あがき)はいーーーぱいあるので箇条書きします。

・アル綿で皮膚を拭く

・やすりで皮膚削る

・電極を新しいのにする

・ペースト塗りなおす

・ペーストを適量塗る(多くても少なくても×、理想は平ら~少し盛り上がる程度)

・テープを張り替える

・刺激電極にもペースト付ける

・刺激部位・強度を変える。

・刺激電極をピボットする

・刺激電極をしっかり押し当てる、

・配線同士接触させない

・配線を一度抜いて刺しなおす

・アースを記録電極や針電極刺入部近くに置く。

・アース電極を巻きアース(水で濡らすやつ)に変える。

・Analysisで加重する

・刺激によって動く四肢を固定する、

・冷暖房切る。

・機械の設定・チャンネル・トリガーが違う。

などなど。これ以外にあればどしどし試してみてください。

 

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すずき Suzuki