脱線

高所『平気』症~恐怖症の逆~

高所恐怖症は有名で、実際にそうである人は沢山います。でも最近、子供を中心に高所『平気』症が見られます。要するに高い所がへっちゃらなのです。

本来人は高い所が苦手

人は普段経験していないことに対して、本能的に恐怖を覚える生物です。

我々が一番体験する高所は『自分の身長』、正確には目線の高さです。目線の高さは約1.3~1.6mくらいで、日常的に体験するためすぐに慣れ、恐怖をあまり覚えません(高さは基本的に視覚で認知する)。

でも例えば脚立で2m上ると高さは3~4mになり、普段経験しない高さに達するので人は恐怖を覚えます。当然頻回にこの高さを経験すれば慣れてきて、恐怖を覚えることは無くなります。

でも10-20m、時に数百mになるとほぼ経験しないため恐怖が生まれます。それくらいの高さになると『死』というこの世で最も怖い物も連想するため、より恐怖に陥ります。

高層マンションの落とし穴

先述の高さへの恐怖は5歳くらいまでに形成されます。言い換えるとこの時期までに高い所に慣れていると、高さへの恐怖が形成されません。

最近はマンション、特にタワーマンションは地上数十mにも及んでいます。そこで生まれ、幼少期を過ごすと高さへの恐怖が薄らぎます。いわゆる高所『平気』症になります。

これの何が悪いか、それは窓やベランダから身を乗り出しても恐怖を感じずに転落・死亡に繋がるからです。なので高層マンションでは転落事故への対策がより求められるようになりました。

高所恐怖症の人にとって平気症はうらやましいかもしれませんが、何事も一長一短があるものです。

以上です。またお願いします。

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