医学雑談

食物と病気に関する研究は難しい(例:卵は1日○個以上食べると寿命が縮まる)

まとめ:当てにならないアンケート、他の要因が大きいから

よく○○を食べるとガンのリスクが上がる、卵は1日〇個まで、などという食物と病気の関係を示した研究がよくあります。一般の方の関心もやはり食べ物なので結構高いです。でもこの研究は科学的にはすごく難しいのです。

基本的に食べ物ー病気の関係を調べる研究は①アンケートでどれくらい食べるか聞く→②その後対象者がどんな病気になったか調べる→③統計処理で摂取状況と病気の関係を調べるの3ステップです。その際に①のアンケートの正確性の担保がハードです。

例えば卵を何個食べたら、ガンになるかっという仮説があったとします。最初のアンケートの時は卵を1日1個食べていた答えたとします。でも食べる量や頻度なんて簡単に変わりよね。こういう研究は長期、それこそ20-30年追跡調査します。その間ずっと同じ量の卵食べるとは通常考えません。また卵なんて気付かないうちに食品に入っていることもザラです。アンケートの質の担保はとても難しいのです。

もう一つは他に影響する要因が多い。人生卵食べるだけで良ければいいのですが、それ以外に多くの食物を食べます。また年齢を重ねるにつれ生活環境・習慣も大きく変化します。人生の中で『卵1日何個食べる?』なんてチリホコリです。一応他に影響する要因を統計的に処理しますが、この要因も結局はアンケートです。全部を網羅できません。なので研究はかなりシビアです。

長々書いてきましたが、○○食べちゃダメ!!とか△△毎日食べなきゃっと考え込まない方が良い気がします。科学的に根拠ありませんがそっちの方が良いと個人的に思います。

以上です。またお願いします。

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