医学雑談

酒と脳梗塞・脳出血の関係

酒は百薬の長

おそらく大昔の酒飲みが、言い訳で考えたのでしょう。

正確には百害あって一利『あり』です。とりあえず、1個だけ有用な効果があります。

それは脳梗塞予防効果です。全く飲まない時に比べ、1単位、アルコール25gを摂取した場合は、脳梗塞の発症リスクが最低となります(1単位はおもにビール500ml、日本酒1合、ワイン1.5杯に相当します)。下図がその研究です。

 2004 May;35(5):1124-9. Epub 2004 Mar 11.

図は週間飲酒量と脳出血・脳梗塞の関係を表したものです。

一番上の○実線が脳出血、●実線が脳梗塞になります。

脳出血は飲めば、飲むほど危険が増す右肩上がりです。

一方脳梗塞は1-149(g/週)で一度下がりますが、その後右肩上がりです。ただ飲まない人も脳酒梗塞リスク低いのに留意してください。

これを見ると、多少の脳梗塞リスク軽減が見込めても、トータルで見ると飲酒はあまりおススメできませんね。肝障害や肥満にも影響し、金もかかるので。

百害あって一利『ある、かも』、です。ご自愛ください。

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