医学雑談

糖尿病2:免疫低下

前回糖尿病は血管をボロボロにする病気と書きました。

血管がボロボロ→血管が破れる・はがれる→脳出血や心筋梗塞の流れです。

(糖尿病以外に高血圧なども関係します。)

 

糖尿病のもう一つの弊害は、『免疫が落ちる事 』です。

つまり病気になりやすい、重症化しやすいのです。

高血糖の環境では、白血球がうまく働かなくなります。

色々と原因は言われており、白血球が産まれるのを妨げる、殺菌能力を下げるなど多岐にわたります。たかが血糖が上がるだけで、細胞が働かなる。結構ノーベル賞ものの発見でした。

また高血糖が細菌の栄養になります。水虫(白癬)は糖尿病患者で多くみられます。

足は1日コップ1杯分の汗が出ると言われており、その汗の糖分が繁殖を助けるともいわれています。

通常では絶対に繁殖しないような細菌・カビが臓器で繁殖します。しかもそういうやつらは得てして耐性菌や毒素が強かったりします。

そのような細菌・カビは普段は白血球によって抑えられています。しかし前述のように糖尿病では白血球の働きが弱まるため、跋扈されてしまいます。

 

また手術の際にも糖尿病は大きな影響があります。

傷の治りが遅い、手術部位感染(SSI)になり易くなります。

なので術前にインスリンなど用いて一時的に下げてから、手術します。

基本的に入院してインスリン療法行っていきますので、余計なお金がかかります。

お財布と命の為に、皆さま糖尿病にはお気を付けを。

 

ではまたお願いします。

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