医学部

研修医のABCDE~最初はみんな一年生~

初期研修医の最初、特に4-5月はほぼ学生です。

でも救急外来などで血だらけの患者が来たり、目の前でケイレンし始めたりします。下手なお化け屋敷より恐ろしいです。エヴァンゲリオンのシンジ君と同じ『逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ』状態です。

でもこれは全世界共通の葛藤のようです。

英語圏では以下のような、超有名な『研修医のABCDE』があります。

Away from the patient 患者から離れろ
Behind the nurse ナースの後ろに隠れろ
Call the doctor 上を呼べ
Dash to the toilet トイレに逃げろ
Escape from the E.R. 救急から離れろ

あまりに上手いので作成者に敬意を表します。この研修医なんもしてないじゃんっという突っ込みは止めてくださいね。

でも結局慣れながら、向き合っていかなくてはなりません。患者にとって出来る出来ないは知ったことではありません、医者なんだからやってくれないと困るので。

ひと昔前は今のように『教育』が重視されていませんでした。それこそ職人の世界みたいに『目で盗め』でした。でも医療は本来安全第一であり、徐々に医療事故・過誤に厳しい世の中になったため、現在の研修制度が産まれました。

研修制度は色々批判はされていますが、個人的には昔より良いと思っています。以前は医学部⇒専門科に就職していましたが、やはり現場をほとんど体験せずに選ぶのは当たり外れが大きいように思えます。

また現制度ではある程度万遍なく勉強・経験出来るのは大きいです。なんでもそうですが、診たこともやったこともない0と、わずかでもある1では雲泥の差です。リハビリ科やっていても、研修医で学んだ眼科・皮膚科の知識はやはり役に立ちます。

でも現在の制度の欠点は本人のやる気・意欲が、2年の研修後に能力差としてモロに出ることです。出来る人と出来ない人の差が以前より顕著になった気がします。何でも選べる=中途半端になっていまう可能性が増える危険性をはらんでいます。

今後はその対策が課題となってくるでしょうね。定期試験・達成度チェックしていくみたいな。まぁ~まだ若造なのでそんなの決める立場ではありませんが、何となく今の研修制度みて感じました。以上です。

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