医学雑談

病院の長い待ち時間の理由

病院への不満、永遠の第1位

『待ち時間が長い!!』

特に患者が多い内科・整形外科・皮膚科は1‐2時間待ちは当たり前になりますね。

個人的には担当している先生方も大変だなと思います。昼食食べられなかったり、当直(夜勤)明けだったり。休んだら、それだけ後ろが詰まるので休むに休めない。

そもそもなんで待ち時間長いのでしょう、医者・患者の両方にとって不幸なのに。

理由は大きく分けて下の3つです。

①:患者数が多い、詰込みすぎ

②:急な処置が必要になる

③:初診はそもそも長い

 

①:患者数が多い、詰込みすぎ

最大の原因ですね。通常外来では30分毎に患者が割り振られます。

30分当たり大体4-5人さばかなくてはなりません。そうすると1人当たり6-7分です。病院側の経営のために詰込みすぎなんです、この数。

診察→カルテ記載→処方を6-7分でやるのは結構タイトです。少しでもつまづくと、後ろはどんどん遅れていきます。交通渋滞みたいに。

患者も数時間待って、数分の診察。まぁ~不満出ますわな。

また、https://drsashimi.com/オレゴンルール 3兎追うものは1兎も得ず?で述べましたが、日本ほど病院にかかりやすい国は無いので、患者数が絶対的に多いです。

これらのため待ち時間は長くなります。特に遅い時間帯になればなるほど。

 

②:急な処置が必要になる

ただ①も、いつも診ていて元気な患者はそんなに時間かかりません。

挨拶して、元気?、そっか、じゃあいつもの薬だして、また来月ね。みたいなスムーズな流れで終わります。でも人間いつも元気なわけではないです。

感染症にかかっている、実は別の病気の疑いが出てきたなど。

そうすると詳細な診察・検査が突然発生します。当然時間もかかります。

必然的に後ろの患者が遅れていきます(患者さんは全く悪くない)

 

③:初診はそもそも長い

①、②とは毛色が違いますが、初めての診察、初診は必然的に時間かかります。

確かに紹介状などはあって予習はできますが、いかんせん診てみないと分からないのです。

診察・検査で多くの時間が割かれます。医者としても突然、紹介でやってくることが多いので頭を使います。柔道の乱取り・100人組手みたいなものです。休む間もなく診察していきますので結構疲弊します。

 

医療サイドも外来患者枠を減らすなど努力していますが、不要不急な受診は避けて頂けると嬉しいです。または午前早い時間に行くと比較的スムーズに受診できます、ただ朝から並んでいるご老人より早く並べられたらですが。

またお願いします。
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