弱毒株集団免疫説?
日本は死者数が異常に少ない
統計的に日本のコロナ死者数は異常に低い数値です。
100万人あたりイタリア523人、米国268人、ドイツ96人に対して、日本はたったの6人という驚愕の数値です。
確かに日本の衛生観念(手洗い・マスク・ハグやキスなどの密な接触をしない・手づかみで食べない、ハシ使う)や医療体制(安い、高度、フリーアクセス、CT保有数世界一)などは影響していると思います。
でも同じくらい医療体制が比較的優れているドイツですら日本の16倍の死者数なのは、これらだけの要因で成り立つか疑問です。
先日慶應大学が日本人の遺伝子解析を始めましたが、そのような遺伝・民族的因子の検討はとても興味深いです。
でも最近コロナ流行の初期段階で日本人はコロナの弱毒株(重症化しにくい K型)に集団感染しており、その後欧州発の強毒株(重症化しやすい G型)への耐性が獲得されていた説が出てきています。
弱毒株集団免疫説
実はこの弱毒株にかかることで強毒株への免疫を獲得する流れは、ワクチンの始まりの物語にすごく似ています。
それは今は根絶された致死率50-60%を誇った『天然痘』へのワクチン開発です。
イギリスのジェンナーが牛にかかる『牛痘』を人に感染させたら、天然痘にかかりにくくなったことを発見したのです。
この牛痘は天然痘の親戚で人間には微熱が出るくらいの弱いウイルスでした。でも牛痘という言わば準備体操のおかげで天然痘にかかりにくい・死亡しにくくなりました。
今回の日本人の死者数の異常な低さも似たようなことが起きたのかもしれません。
まず中国由来の弱毒株K型に感染
⇒訪日外国人の規制も日本人の経済活動・移動制限もなし。
⇒K型が爆発的に流行しK型への集団免疫獲得。
⇒欧州発の強毒株G型に対抗。
⇒死者数⇩
まぁ~これはただの仮説ですが個人的にはすごく説得力はあります。何故なら東アジア(中国から近い韓国・台湾・日本など)は欧米に比べて死者数が少ないからです。
確かに遺伝的要因や箸文化など東アジアは似ていますが、これだけの差が生まれたのを説明する際に、この弱毒株集団免疫説は一定の説得力はあります。
今後この説を立証するには弱毒株K型の大規模な抗体検査が必要です。
弱毒株集団感染によって強毒株への免疫が獲得されていた?
今後は大規模な抗体検査は必須
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