医学雑談

救急:肛門異物

肛門異物。なかなかのパワーワードですね。 でも肛門異物は最悪、直腸穿孔となり緊急手術の対象となる疾患であり、最悪人工肛門になる可能性もあります。ちなみに穿孔とは腸に穴が開くことであり、内容物つまり糞便が体内にぶちまけられます。腹膜炎になり最悪死にます。なので肛門異物は決して放置してはいけない緊急疾患です。

☆肛門異物☆

人間の数だけ、趣味はあります。人の事はとやかく言えません。個人が楽しければ。でも病院に来て他人に迷惑かけるようではいけません。日本人の好きな自己責任ですね。

肛門異物は救急に年1ー2人は来ます。

異物としては文具(ボールペン)やハシ(サイバシ)が多い印象を受けます。詳しい統計はあるのか?は分かりません。それ以外には木の枝やペットボトル、中にはリンゴやAg+(制汗剤)のデカイボトルが入っていた時も。レントゲンでくっきりと映ります、特にボトルは材質が金属なので目立ちます。

患者診るたびによく入る、入れたなと感動しました。でも来院された方みんな、口を揃えて言います、『間違えて入った』と。確かに一定確率で入るかもしれません、先の細いペンなどは。でもボトルは入らないだろうっと内心思います。てか肛門に入るということは、異物が垂直、立った状態で無くてはいけません。横になってたら刺入角度が浅くなるので。偶然とは恐ろしいものだ。

☆ご利用は計画的に☆

なんて書きましたが大体は性的嗜好でしょうね。我々も分かってます。服を貫通してリンゴやボトルが入るのは、まぁ〜考えられません。でも患者にとって来院するだけでも恥ずかしい事案です。詳しく聞いても恥の上塗りになってしまいますので、そこはスルーします。大人の対応が求められます。でも命>>恥なので必ず病院に行ってください。

余談ですが、患者さんはローションや油つけて入れます。そして奥まで入れすぎてしまい、滑ってつかんで出せなくなるケースが多いです。皆さま、くれぐれもお気をつけ下さい。一応肛門鏡など入れて内診しますが、奥にあったら基本的に手術です。結構大ごとですのやはりやめてください。

たまには変な話も書きたくなった、今日この頃でした。またお願いします。

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