医学雑談

小顔・顔面リンパマッサージは意味ない。

まとめ

叩いて筋肉が収縮しただけ

小顔マッサージは意味なし

 

よく小顔マッサージ、リンパの流れ改善なんてネットにあります。

医学的には根拠が乏しい物が多く、ほぼまやかしです。

小顔に見えるのはただ叩くことで表情筋が収縮し、一時的に締まったように見えるだけです。一晩寝たら元通りです。

本当に小顔にするなら、顔面骨削る、顔面の脂肪摘出、一日中弾性ストッキングかぶる、ボトックス注射(効果は3-6ヶ月で、維持するには一生注射が必要)くらいですかね。いずれも保険適応外です。

顔面リンパマッサージも嘘

ここでのリンパマッサージはリンパ浮腫にするマッサージとは全く別物です

リンパマッサージも怪しさ1000倍ですね。

そもそもリンパ液とは何か?その源は血液の液体成分、血漿(けっしょう)です。

血漿が血管(毛細血管)から細胞の間に染み出てきます。そこで血漿は組織液と名前が変わります。組織液によって幅広い範囲、つまり血管外まで酸素や栄養が行きわたることが出来ます。

この組織液は血管またはリンパ管に回収され、リンパ管に流れた物をリンパ液と言います。

なのでリンパ管は『人体の下水道』のような働きをしています。リンパ液は吸収された脂肪が通る場所(血液に脂肪がたくさん入ると、脂肪塞栓という致命的な病気になってしまう)としても重要です。

ちなみにリンパ液は最終的に血液に少しずつ合流していきます、脂肪が詰まらない程度に。

リンパ液は流量が少なすぎる

話をマッサージに戻しますが、そもそもリンパ液の流れる量なんて、血管(動脈・静脈・毛細血管)に比べたら誤差の範囲です。広告や通販であるような、一瞬で外観が変わるほどの流量・変化はそもそも無いのです。だってリンパ液の流れるリンパ管なんて0.0数ミリですもの。

また顔面は特に血流が多いですが、リンパ液の流れる量は少ない部位です。顔は手足・腹よりも皮膚が薄い=皮下組織少ないため、リンパ液の絶対量が少ないです。また重力の作用によって、自然と首・胸へとリンパ液は流れていきます。放っておいても流量に大差ないです。

こういう話を持ってくると血流が・・・という反論が見られますが、血流が増す⇒リンパ液が流れる、では無いのでだまされないでください(not必要十分条件)。

増えたのは血流だけですから。それすら30分もすれば落ち着きます。

怪しい情報が多くバッコしている世の中です。皆さまもお気をつけください。

以上です。またお願いします。

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