医学雑談

小児喘息、本当に治っている?? 

小児喘息。
なったことのある方も多いのではないでしょうか?でも思春期くらいには治った人も多いと思います。でも一部はいわゆるおとなの喘息に移行します。

小児喘息には2パターンあります。

①:風邪などでたまたまなっただけ。

②:本当の喘息

①は風邪などで気管・気管支に痰がたまり、喘息のようになる現象です。

子供はそもそも、気管・気管支が大人に比べてずっと細いです。

手術の際に全身麻酔をすることがあります。その時にのどに管を入れ(挿管チューブ)、人工呼吸器に繋ぎます。この挿管チューブですが、大人だと外れないように『カフ』という風船を膨らませます。でも子供は気管・気管支が細いので管のみで、十分固定が可能です。

それくらい小児の気管・気管支は細いので、少々の痰ですぐに詰まってしまい、喘息発作がおきます。でもこれはある意味生理的な物なので、成長とともによくなっていきます。

問題は②です。

成長とともに喘息が治っていないのに、目立たないため治ったように勘違いするケースがあります。

喘息の自覚症状は大きく分けて、ヒューヒュー音がなる、息苦しいの2つです。

でも成長とともに気管・気管支が太くなり、また肺活量も大きくなります。呼吸予備能が高くなるとも言います。呼吸予備能が高いと自覚症状が乏しくなります。でも重要なのは喘息が治っていないことです。

なので加齢とともに呼吸予備能が下がっていき、大人になって再発します。

小児喘息⇒治る⇒大人喘息では無く、本当は子供のころからずっと喘息児だったのです。

なので自覚症状だけでなく、呼吸検査などを行うことをおススメします。

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