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寒い海:豊かな海

寒い冬の海。

一見生物が全くいなさそうですが、実は非常に魚介類豊かな海です。

世界的にはベーリング海・オホーツク海がそれにあたります。なんかカニとか沢山捕れますし。

特に流氷があるとさらに海は豊かになります。海が豊かになるためにはプランクトンが多く存在することが必須です。なので豊かな海≒プランクトンが豊富を意味します。

プランクトンが繁殖するには日光と無機物が必要になってきます。日光は当然光合成に必要なのは何となくイメージが付きやすいかと思います。

では無機物は?要は肥料と思っていただいて構いません。窒素やリン酸などです。

無機物は水より重いので海底付近に多く存在します。でもプランクトンが育つためには日光も必要、でもそれは海表面にあります。このミスマッチが重要です。

暖かい海では表面の水がよく温められます。なので対流が起きにくく、表面と海底の水が混じりません。日光は表面、ミネラルは底にあります。結果プランクトンが少ない海になります。プランクトンが少ない=きれいな海です。なので南の海は総じてキレイで、リゾート向けです。

でも冷たい海では、表面の海水が寒気および流氷によって冷やされます。そうすると表面が海水が海底に向かって沈降します(冷たい水=重い)。結果海底付近の無機物が巻き上げられ、海表面に到達、プランクトンが大発生します。

そしてプランクトンを餌に、小魚が、それを大型魚・クジラなどが食べる非常に豊かな海になります。

また寒いので魚もアブラを身に蓄えるので、総じて日本人好みのアブラのった魚が捕れます。日本人って結構野菜・豆・海藻などの粗食を好みますが、主食の肉や魚はアブラののっているものを珍重するから面白いですよね。

一見寒々しい冷たい海が、実は豊穣の海。世の中見た目は当てにならないものですね。

ではまたお願いします。Twitter:https://twitter.com/drsashimi1

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