リハビリ

切断・義足~管理が全て~

ここでは主に足の切断について書いていきます。

最近足を切断する患者が増えています。

昔は仕事中の事故・交通事故などの外傷が多かったです。

しかし最近は糖尿病からの血行障害、壊疽(えそ、腐ること)での切断が多いです。高齢化の影響が大きいです。

☆管理が全て☆

切断は手術で足切ったらそこで終わりっと思われていますが、実はそうではありません。切った後の残りの部位、これを『断端』と言いますが、断端をいかに管理するかがポイントです。

特に義足を作る際には非常に重要となってきます。何故なら断端には将来的に体重をかけていかなくてはいけないので、固くなってもらう必要があります。家を柔らかい砂場や沼に作ったら、すぐ壊れます。でも『硬い地盤』に作れば安定します。

謙譲さyの固い地盤はカカトです。でも義足患者は断端が第2の足の裏・カカトになることを意味します。そこで断端を固く締まった物にするために、弾性包帯でグルグル巻きにします。これを『断端形成』と言います。

断端は放っておくと血流が悪いため、むくんでブニブニのおもちみたいになります。軟らかい地盤では、とても体重を支えられません。なのでこの断端形成こそ義足での重要ポイントです。

 ☆義足を作らない選択肢も☆

義足っと言うと、多くの患者や家族は切断した後すぐに装着でき、歩けると勘違いしているケースが多いです。でもこの断端形成だけで1ー2ヶ月はかかります。認知症や糖尿病が絡んでくる3-4か月、場合によっては不適合不可能と判断します。

またこの断端形成は結構コツがいり、複雑です。なので認知症などがあると厳しいです。その場合は義足を作らない選択肢を選ぶ時もあります。下手に作るよりも、車椅子の方が移動能力高いことなんてザラなので。

また義足は40ー50万します。経済面も考慮して作製の可否決めます。患者背景を考慮し、オーダーメイド医療するのがリハビリの醍醐味です。なので義足作製はやりがいがあって、個人的には好きな分野です。

今後は東京パラリンピックもあり、義足への関心も高まればと思います。

以上です。またお願いします。

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