医学

個人的高血圧薬の使い分け

まとめ

ARBが第一

安いのはCa拮抗薬/利尿薬

他は併存疾患次第

高血圧は万病のもと。日本でも患者は3000万人近くおり種々の病気、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血・心筋梗塞などの原因となっています。

治療をしたエイズと未治療の高血圧の死亡率は同じっと言われており、非常に怖い病気です。

そのため色々な薬が開発されてきました。

主役はARB

現在の高血圧治療の主役は間違いなくARB(アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬)です。似たような薬にACE(アンギオテンシ変換酵素)がありますが、若干ARBよりも副作用が多い・効果が若干弱いので用いられないことが多いです。ACEの中でもレニベースは使用経験が豊富でよく用いられます。

ARBは全部で7種類あり、よく用いられるのはオルメテック・ミカルディスですね。ディオバンは色々あって消えました。不正はダメ、ゼッタイ。

一番新しいアジルバは効果の強さ・持続時間がARB最強とされているので、最近処方されることが多いです。また新しいARBは現在開発段階に無いので、しばらくはアジルバ最強の座は続きます。

ARBは高血圧でやられやすい腎臓や心臓も保護する機能があるため、現在の高血圧治療の主役です。

私は何故か痛風の原因と考えている尿酸を下げる効果のある『イルベタン』をよく処方しています。

Ca拮抗薬/利尿薬

古くからあるのがCa拮抗薬と利尿剤。Ca拮抗薬は血管を拡張することで血圧を下げ(水の出ているホースをつまむと勢いよく水が出て、緩めると勢いが減少するのと同じ)、利尿剤は水・塩分を血管→尿として排出することで血圧が下がります。

この2つの特徴は何よりも安いこと。Ca拮抗薬の代表アムロジピンと利尿薬フルイトランのお値段は

アムロジピン10円

フルイトラン6円

一方先のアジルバ:140円と10-20倍近く値段が違う。

また一定の腎臓・心保護作用もあるためそのため、医療費が全額自己負担のアメリカなどでは特に利尿剤は安いため第一選択となることが多いです。

また先のARBとCa拮抗薬/利尿剤を掛け合わせた合剤も多く出ており、飲み忘れ・飲み違いを防ぐために処方されるケースが増えています。

他は正直あまり・・・

他にも交感神経を沈めるαブロッカー/βブロッカーやRAA(直接レニン阻害薬)などがあります。

しかし心不全や褐色細胞腫などの腫瘍の時に出したりはしますが、正直単体ではあまり高血圧で出しません。なのであまり知らなくても良いと思います。

ARBが第一

安いのはCa拮抗薬/利尿薬

合剤もあるよ💊

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