医学雑談

人間≒チクワ

チクワ、竹輪。磯辺焼き、好きです。

人間と竹輪は似ています。生き別れた兄弟です。

なんの話かと言うと、我々の身体の構造がチクワと似ていると言う話です。今回は発生(受精卵→人間になる過程)について少し話してみたいと思います。

竹輪には穴、というか空洞が内側にあります。人間にもあります。口〜肛門にかけての消化管です。そこは体内でありそうですが、定義上は体外、外界になります。唾液や胃液、腸液などを外分泌して消化していきます。※臓器や細胞が物質を放出することを『分泌』と言います。体内で分泌されると『内分泌』、体外で『外分泌』と言います。消化液などは外分泌にあたります。よく腎臓内分泌科っとありますが、この内分泌≒インスリン分泌です。※

消化管の周りに筋肉、骨、神経、そして皮膚などが加わることで、我々の身体になります。これら筋肉などは竹輪で言う、具の所ですね。

さて我々は皆最初は一個の細胞、受精卵でした。それが細胞分裂して2.4.8.16•••てな感じで増えていきます。そしてまん丸のモチみたいになります。

でもある時期に異変が起き、一部がくぼんでいきます(陥入)。お餅の一部を指で押したように。そしてくぼみはどんどん深くなり、ついには対岸で貫通します。竹輪の完成です。(イメージとしてはモチを竹串で貫通していき、最後に串だけ抜いた状態。別名きりたんぽとも)

この最初にくぼむ所が肛門で、対岸が口になります。

我々人間の出発点は肛門なのです。

その後筋肉や神経、内臓が出来ていきます。これを『分化』と言います。そして分化が進み多種多様の細胞、臓器が出来て人間の形になります。

ちなみに昔までは分化が一方通行、なったら他に変更、ジョブチェンジ不可と信じられていました。でも山中教授のiPS細胞がそれを覆しました。そのためノーベル賞を受賞されたのです。素晴らしい発見です。

 

人間の成り立ちを考えると、人間≒竹輪、あながち間違ってません。

ではまたお願いします。
Twitter:https://twitter.com/drsashimi1

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