リハビリ

リハビリ:車イス

リハビリ科医が行う仕事として特徴的な物として

車いすや義足・手などの代替機具の作製があります。

全部一度に書くと長くなるので、今回は車いすを簡単に。

 

車いすにはレディメイドとオーダーメイドがあります。

レディメイドとは既製品の事です。

TシャツのサイズS,M,Lみたいな大雑把なものです。

でも一般的に高くなく、すぐに利用できるのが特徴です。

オーダーメイドは個人個人の手や足の長さを採寸します。

それによって背もたれや肘置きなどの高さ・長さ、素材などを調整していきます。

例えばクッションなら

・ウレタン

・ゲル

・バルブ

・特殊空気室構造  などなど

作製期間は採寸してから何だかんだ1ヶ月近くかかります。

 

車椅子作製の際には薬と一緒で処方箋(以後意見書)が必要です。

しかもこの意見書は普通の医者は書けません。

15条指定医という資格が必要です。

みんな書類作業増えるので、あまり取らないor取っても病院に言わないヤカラも。

 

意見書は↓のようなものです。

車いす意見書(どこも大体同じ書式)⇒skurumaisu

この意見書を医師が記載し、患者・家族が市役所に提出します。

 

さて車いすですが『結構高い』です。

レディメイドなら10万前後ですが、オーダーメイドは3-40万は普通にします。

電動車いすなら80万近くはザラです。軽自動車1台分くらいですかね。

(私一度も運転したことのないので、間違えてたらごめんなさい。)

でもご安心を、車いすは保険が使えます。

多くの車いすは障害者手帳で作成します。なので基本的に患者は1割負担です。

 

ただ支払方法がやや複雑です。

①最初、全額自己負担します。

②その後、意見書を役所に提出。

③保険分キャッシュバック

(車いす100万なら、90万戻ってくる)

二度手間なのは何故かは不明です。これだからお役所は嫌い。

他の義足・手、脳梗塞の装具なども全部この流れです。

 

車いす作成の理由は

1移動能力の向上

2介助者の負担軽減

の2つが大きなものです。

移動能力の向上は分かりやすいと思います。

人によっては健常者と同じ活動が十分可能になります。

2の介助者の負担軽減は実は結構大事です。

やはり車いすが必要な方の多くは月何回か通院が必要な人が多いです。

人間って結構重いんですよ。

皆さまは酔いつぶれた同僚・部下を運んだことありますか?

店⇒タクシーでも結構疲れます。特に患者が夫、妻が介助者の場合は負担大です。

それを減らす意味でも車いす導入される方はいます。

車椅子1つで負担が減り、活動的になるのなら十分安い買い物です。

 

ではまたお願いします。

Twitter:https://twitter.com/drsashimi1

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