マンガ検討

マンガの1シーンを医学的に検討してみた⑥:ワンピース エースVS赤犬

久しぶりのマンガ検討です。
今回はワンピースでも屈指の名シーン、エース死亡の引き金となった致命傷です。

「エース 赤犬」の画像検索結果

☆多臓器・大動脈損傷☆

画像見る限り、みぞおちの辺りを貫通しています。

みぞおち、医学的には心窩部(シンカブ)には心尖部(心臓の先っちょ)・肺・胃・膵臓・肝臓があります。

そしてなによりも『大動脈』が通っているのがデカいです。

「下行大動脈」の画像検索結果

参考:日本胸部外科学会HP

損傷したと考えられるのが上図の胸部下行/腹部大動脈であり腹、部や下半身に血液を送るメインとなる血管です。

☆約1分で失血死☆

胸部大動脈には1秒間に40mlの血液が流れます。でも全身の血液量は約4-5Lで、3L出血すると失血死すると言われています。なので理論上3000ml/40ml=75秒で失血死します。エースには約1分しか猶予が与えられない非常に緊迫した状況です。

でも1分で大動脈修復は不可なので、医学的には救命不可でいわゆる『即死』に当たります。(即死=一瞬で死ぬことではありません。急に死ぬという案外大雑把な定義です)

また多臓器も損傷されており、やはり救命困難な症例です。

唯一望みをかけるとしたら『マグマの熱で止血』です。でもたとえ止血腹部臓器や下半身には血液が全く回らず壊疽(腐る)。また重度熱傷なので最終的には数日で亡くなるでしょう。厳しい現実です。

 

こんなあほな事書いてます。今後ともよろしくお願いいたします。以上です。

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