インフルと同じ
スウェーデンの現状
スウェーデンは集団免疫作戦、つまりコロナ対策のための移動や経済活動をしないで、コロナ禍に対抗しようとしました。
これ自体は新型ウイルスという特効薬もワクチンも無い状況下の作戦としては別にありうる選択肢です。ダーウィンの適者生存を地で行く作戦です。
ただし2か月ほど行ってみてもスウェーデン人の抗体保有率は7-8%程度で、正直あまり好ましい結果では無いです。やはり集団免疫獲得と言えるのは保有率70-80%なので約10分の1です。
集団免疫が獲得できない原因には
①そもそもそこまで流行していない
②抗体ができにくい
③検査で検出できないほど微量でも効く優秀な抗体
などが考えられますが正直分かりません。
しかしそもそもこの集団免疫作戦は弱毒株(今回なら中国由来のK型)に対して行うのは良い作戦です。でも欧州で流行しているG型は強毒株なので回復⇒免疫獲得する前に、回復せずに死亡している可能性が高いのです。
突然変異しやすい
またウイルスには突然変異という免疫対象が変わる、集団免疫を全否定する現象が起きやすいです。いい例がインフルエンザです。
インフルエンザは毎年ワクチンを打っているのに毎年流行しています。
それはウイルスは生物的に未熟であり、突然変異が起きやすい欠陥商品だからです。遺伝子のコピーも失敗するわ、失敗を修復する機能も無いわでやりたい放題です。
でも結果として突然変異を繰り返し進化してきた生物です(ウイルスは生物と無生物の中間と言われていますがここでは生物扱い)。
コロナもこれに相当するので今後ワクチンや特効薬の開発は難渋するでしょう。
個人的にはインフルエンザのように、『今年もインフルとコロナの季節かぁ~』っとなる気がします。インフルだって何となく身近だけで死者数は年間1万に近く日本で発生しています。人間の慣れって怖いですね。コロナにもなれる日が来ることを願っています。
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