人体・臓器

インフルエンザワクチンは効果ない?

インフルエンザワクチンは、そこまであてにならない。なるときゃなるが。以上。

なんですが、少し詳しく。

☆予想問題集☆

まずインフルエンザワクチンを打つ人は毎年大量にいます。

しかもその需要はインフルが流行する前の秋~初冬に集中します。

ただここで問題なのが需要を満たすために、前もって大量生産する必要があります。そしてそれは一定の準備・製造期間が必要ということです。

インフルエンザウイルスは生の鶏卵に、種菌を入れて培養します。ウイルスは基本的に生きている細胞内でしか繁殖しません。なので試験管・シャーレで大量に培養出来ず、手間と時間がかかります。その後精製してトリの成分抜く必要があり更に手間がかかります。

流行するインフルエンザのタイプは年ごとに点でバラバラです。なぜタイプがバラバラか、それはインフルエンザが突然変異を起こしやすいからです。生物としての完成度が低いので、遺伝子をコピーする際によくミスします。ドジです。その結果突然変異を起こします。そのたびにワクチンを作らなくてはなりません。

一方はしかや風疹は完成度の高いウイルスなので、突然変異起きにくいです。なので毎年ほぼ決まったタイプが流行するため、ワクチンを生涯で1-2回打つだけで済みます。

さてそんなコロコロ変わるインフルエンザに対して、流行をいちいち待ってワクチンを作っていては、秋~冬先の掻き入れ時に生産が間に合いません。製薬会社とお祭りの屋台はほぼ一緒です。短期決戦でどれだけ大量に売り込むかが重要です。資本主義ですから。

なので製薬会社はどうするか。過去・直近の情報から、今年流行しそうなタイプのインフルエンザを予想し、あらかじめ大量に培養しておくのです。正に予想問題集です。やっていることはセンターオープン・プレ模試と変わりありません。

ただ予想問題集って本番の問題と似て非なる、結構外れることが多いです。ワクチンもそうです。去年は特に悲惨でしたね。色々外れたため大流行・ワクチン不足になりました。でもワクチン製造者は特に謝罪・弁明を示さないです。彼らにとって『これはただの予想、意見。外れてm(__)m』くらいです。

なので他のウイルスと違い、ワクチンを打ってもインフルになる時はなります。でもインフルが重症化しにくくなるメリットはあります。特に子供や高齢者などの体力の弱い方は。

☆予防☆

インフルの予防の鉄則は『顔に手を近づけない』です。

インフルは主に鼻やのど(咽頭)の粘膜から侵入します。多くは手にウイルスが付着した状態で、何気なく口・鼻まわりを触り、感染します。最悪なのが『鼻をほじる』ことです。鼻の粘膜にウイルス塗りこむようなものです。更にほじった際に粘膜が傷つくと、余計ウイルスは侵入しやすくなりますし。

予防としては外出後・食事前の手洗いが有効です。ただの水でも良いですが、出来たら石鹸またはアルコール消毒してください。特に電車・病院・会社などの不特定多数の人がいる場所から帰った際は忘れずに。

後、うがいはどうでもいいです。あれはほぼ口腔内の洗浄なので(正確には軟口蓋くらいまで)、ウイルスの侵入する鼻・咽頭を洗浄はできません。厚生労働省HPでもエビデンス(有効性)乏しいと書いてあります。基本はやはり手洗いですね。

☆治療☆

基本は『休養』+『インフルエンザ薬』です。今年度出た『ゾフルーザ』は期待ですね。

今まで薬は何回も飲む『タミフル』、吸わなくてはならない『リレンザ』、点滴の『ラピアクタ』でした。いずれも結構手間です。でもゾフルーザは1回だけ飲めばいいので、すごく楽です。売り上げも好調のようです。

後は『タミフル』の小児使用が解禁になったのが大きなニュースでしたね。ドライシロップも出ましたし。タミフル禁止となった異常行動は、どう考えても脳症によるものです。タミフル使用との因果関係は不明だったのに、マスコミが騒ぎすぎたため起きました。メディアは影響力はありますが、偏向報道が働きやすいのは玉にキズですね。まぁ~修正されたので良かったです。

これからインフルも本格シーズンとなってきますが、みなさんご自愛ください。以上です。

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