脱線

うなぎ:業界のリスクヘッジで高騰

いつもの脱線、サカナの話です。

うなぎ

土用の丑の日、なんて言われていますが、本当旬は冬です。

夏に売れないウナギを売るための、元祖ステマですね。

さて今年のウナギはアホみたいに高かった。

有識者曰く『今年はウナギの稚魚が少なかった』。

これ自体は全く嘘ではないです。実際少なかったです。

でも高かった理由にはなりません。

何故ならウナギが育つタイムラグが無視されていますウナギが育つには約1年かかります。

2018年にスーパーに出てくるウナギは、2017年に稚魚として捕られ、養殖されたウナギです。でも2017年の稚魚数は普通です。なので今年2018年はウナギの値段は平年通りのはずでした。

では何故2018年が高かったか。それは2019年が高くなることが分かり切っていたためです。

2018年の稚魚捕獲数が激減しました。なので2019年に食べ頃のウナギも激減、つまり値上がり必須です。

でもだれも高すぎるウナギは買いません。それはもう確約された未来なので、業者は『2018年の今のうちに、来年分の稼いでおこう』とリスクヘッジ(リスク回避)しました。

結果、今年のウナギが高騰しました。

で今年どうなったか。高すぎて誰もウナギ買わず、廃棄or定価割れしました。またウナギは飼育期間が伸びると、体と一緒に骨も大きく・太くなります。食べた際に小骨が当たり、商品価値が下がるため廃棄されてしまいました。当然業者は減収です。リスクヘッジのはずが、逆に損益確定・増大になったのです。

強欲は人を滅ぼす、すごく人間らしい結果です。

来年のウナギがお手頃でありますように。以上です。

励みになりますので、よければ投票お願いします<m(__)m>

 医学ランキング    にほんブログ村 病気ブログへ  にほんブログ村

スポンサードリンク







Twitter:https://twitter.com/drsashimi1