人体・臓器

『死んでもしばらくは声が聞こえる』という間違い

よく人が亡くなった時に『聴覚だけは最後まで残り、声は聞こえています』ていう俗説が流れていますが、間違いです。事の発端は人が亡くなっても、耳の細胞が案外最後まで生きていたという実験結果です。

音を耳の細胞が感知すると、電気信号を脳幹(脳の一部)に伝え、最終的に大脳まで伝わっていました。このうち耳→脳幹の電気の反応を『聴性脳幹反応 ABR』と言います。このABR=聞こえていると誤解したのが『死んでもしばらくは耳が聞こえる』という間違いです。つまり耳の細胞が反応した=聞こえているという誤解です。

すこし詳しく述べていきます。

現代医学では心停止・呼吸停止・対光反射消失で死亡と見なしています。つまり心臓・肺・脳の活動停止=死亡を意味します。酸素が大量に必要な脳や心臓の細胞は比較的早く死にます。でも身体の細胞は、別に心や脳が停止した後も普通に生きています(最終的には死にます)。

耳の細胞も例外ではありません。なので死んだ後も声に反応して、前述のABRは感知できますただ耳の細胞が生きていて声に反応しても、それを受け取り『声が聞こえた!!』と反応する脳はもう死んでいます。なので死んだ後は声かけられた事自体認識できません。いわばただの無音です。無音というとなんか怖そうですが、ご安心を。その恐怖を感じる脳も死んでいるので何も感じません。無です。まぁ~最終的には死んでみないと分かりませんがね。

すこしホラーな事を書きたくなった、今日この頃でした。以上です。またお願いします。

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